西村賢太『蠕動で渉れ、汚泥の川を』

書誌情報

  • 蠕動で渉れ、汚泥の川をぜんどう で わたれ おでい の かわ お
    西村賢太にしむらけんた
    2016-07-05
    集英社
    白衣を着てコック帽をかぶった北町貫多は、はじめての飲食店でのアルバイトにひそかな期待を抱いていた。日払いから月払いへ、そしてまっとうな生活へと己を変えて、ついでに恋人も…。労働、肉欲、そして文学への思い。善だの悪だのを超越した貫多17歳の“生きるため”の行状記!

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