梨木香歩『不思議な羅針盤』

書誌情報

  • 不思議な羅針盤ふしぎ な らしんばん
    梨木香歩なしきかほ
    2015-09-27
    新潮社 新潮文庫
    ふとした日常の風景から、万華鏡のごとく様々に立ち現れる思いがある。慎ましい小さな花に見る、堅実で美しい暮らし。静かな真夜中に、五感が開かれていく感覚。古い本が教えてくれる、人と人との理想的なつながり。赤ちゃんを見つめていると蘇る、生まれたての頃の気分…。世界をより新鮮に感じ、日々をより深く生きるための「羅針盤」を探す、清澄な言葉で紡がれた28のエッセイ。

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