崎山克彦『何もなくて豊かな島』

書誌情報

  • 何もなくて豊かな島なにも なくて ゆたかな しま
    南海の小島カオハガンに暮らすなんかい の こじま かおはがん に くらす
    崎山克彦さきやまかつひこ
    1998-11-01
    新潮社 新潮文庫
    周りは青い珊瑚礁に白い砂。風の音と海鳥の声が耳に心地よい。ああ、今日も予定は何もなし。椰子の木陰でまたひと眠りだー。セブ島の沖合にある小島・カオハガンと運命的に出会った著者。退職金で島を買い、350人の島民と共に暮らす生活が始まった。最新情報や便利なモノは何一つないが、美しい自然の中でゆったり人生を楽しむ人々。人間の幸福や豊かさとは何かを問いかける本。

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