野田知佑『ぼくの還る川』

書誌情報

  • ぼくの還る川ぼく の かえる かわ
    野田知佑のだともすけ
    2003-07-01
    新潮社 新潮文庫
    「これがアユだ。きれいだろう」少年は眼を丸くしてアユを見つめ、しっかりと握ってテントの方に駆けていったー。美しさと豊かさを失いつつある日本の川を憂いながら、友とともにキャンプし川を下る。ダム行政による山河の破壊や愛犬ガクとの別れ。そんな鬱屈した日々の中で挑んだ釧路川単独行やユーコン紀行、思い出のフィンランド再訪など、ノダ流ダンディズムの結晶。

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