橋本治『源氏供養(下) : 新版』

書誌情報

  • 源氏供養(下) : 新版げんじくよう げ : しんぱん
    新版しんぱん
    橋本治はしもとおさむ
    2024-01-23
    中央公論新社 中公文庫
    女性は御簾に隠れるべき存在だった時代、紫の上は軽やかに駆ける少女として描かれた。作家が物語に託した革新的なアンチテーゼは、一千年後の読者である我々にも届いている。現代の作家・橋本治が書き手の孤独と希望に寄り添いつつ、世紀の長篇を読み解く。座談会「物語の論理・性の論理」後篇(橋本治・川添房江・松井健児・三田村雅子)収録。

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