橋本治『源氏供養. 下』

書誌情報

  • 源氏供養. 下げんじ くよう
    新版しんぱん
    橋本治はしもとおさむ1948-2019
    2024-01-23
    中央公論新社 中公文庫
    女性は御簾に隠れるべき存在だった時代、紫の上は軽やかに駆ける少女として描かれた。作家が物語に託した革新的なアンチテーゼは、一千年後の読者である我々にも届いている。現代の作家・橋本治が書き手の孤独と希望に寄り添いつつ、世紀の長篇を読み解く。座談会「物語の論理・“性”の論理」後篇収録。

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