松尾スズキ『矢印』

書誌情報

  • 矢印やじるし
    松尾スズキまつおすずき
    2021-11-04
    文藝春秋
    放送作家見習いの「俺」は、十年間師匠と仰いでいた人物が自殺した日、映画館で偶然出会った女・スミレにいきなり結婚を申し込む。スミレは離婚したばかりだった。することのない俺とスミレは、酒浸りの日々を送るようになる。そんな中、俺を捉えて離さないのは、師匠が手首に入れていた矢印形の刺青のことだったー。

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