藤沢周平『闇の歯車』

書誌情報

  • 闇の歯車やみ の はぐるま
    藤沢周平ふじさわしゅうへい
    2018-05-10
    文藝春秋 文春文庫
    暑い夜だった。そして夜は始まったばかりだったーたたみかけるような文体で冒頭に語られる、四人の男の不運な人生。小さな居酒屋の常連である彼らを“押し込み強盗”にしたたかに誘う、謎の男が現れる。決行は人足が途絶える逢魔が刻…。物語構成の独創性が際立つ、ハードボイルド犯罪時代小説の傑作!

関連リンク