北村薫『小萩のかんざし : いとま申して 3』

書誌情報

  • 小萩のかんざし : いとま申して 3こはぎ の かんざし : いとま もうして
    北村薫きたむらかおる
    2021-02-09
    文藝春秋 文春文庫
    昭和八年、青年は慶應義塾大学を卒業するが就職口はない。院に進むが家の経済は苦しく、師・折口信夫から満足いく評価も得られない。歌舞伎と書物漬けの煩悶の日々。好学の士であった父・演彦が遺した膨大な日記を考証、同時代を生きた有名・無名の人々の姿を愛惜込めて蘇らせた奇跡の三部作、ついに完結。

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