西村賢太『雨滴は続く』

書誌情報

  • 雨滴は続くうてき わ つずく
    西村賢太にしむらけんた1967-2022
    2024-01-04
    文藝春秋 文春文庫
    2004年、無職の自称文学研究者だった北町貫多が書いた小説が、初めて大手文芸誌「文豪界」の誌面を飾った。後に芥川賞作家となる貫多が、女性への懸想のままならぬ行方に煩閃しつつ、“輝かしい新進作家”を目指して進む37歳の日々を描く、遺作となった傑作長篇を文庫化。ヒロイン・葛山久子による特別原稿を巻末に収録。

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