花村萬月『よろづ情ノ字 薬種控 』

書誌情報

  • よろづ情ノ字 薬種控 よろづじょうのじ やくしゅひかえ
    花村萬月はなむらまんげつ
    2015-04-09
    光文社 光文社文庫
    薬やその調合技術、秘具性具に精通するよろづ光屋の情ノ字。名に反して、情など一欠片もない彼は、他人を信じない。唯一心を許すのは白犬の鞆絵だけ。しかし、無垢な夜鷹・おしゅんにだけは惹かれた。市井の者から大奥まで身分を問わず、萬の悩みに耳を傾ける中で見出す人間の愚かさ、美しさ。五代将軍・綱吉の世を舞台に、性の深淵とまことの尊さを描いた江戸人情譚。

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