村上竜『すべての男は消耗品である。 最終巻』

書誌情報

  • すべての男は消耗品である。 最終巻すべて の おとこ わ しょうもうひん で ある
    村上竜むらかみりゅう
    2020-04-08
    幻冬舎 幻冬舎文庫
    1984年、連載開始。村上龍、32歳。キューバから、中田英寿がいたイタリアから、パリ・ダ・カールのサハラ砂漠から、34年間送られたエッセイ。その最終巻、68歳の村上龍は、政治を語らず、メディア批判も止めた。だが、現代日本への同調は一切ない。本作は、澄んだ湖のように静謐である。だが、内部にはどう猛な生きものが生息している。

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