松尾スズキ『業音』
書誌情報
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業音2017-08-20白水社人間の業が奏でる悲喜劇 俺らたぶん、 ゆーっくり滅びてんだ。 ずーっと、その途中。 だから俺たちは、 悪あがきって名前の踊りを、 踊りつづけるしかねえんだよ。 (本書より) * 母親の介護をネタに再起をかける演歌歌手のまわりで、奇怪なパートナーシップによる「不協和音」が鳴り響くーー。わかっちゃいるけど、やめられない。限りなく深い人間の“業”が奏でる悲喜劇。そこに、神々しい光が差す! 15年前に荻野目慶子による主演で初演された衝撃の問題作が、封印解除。時を経て「業音」の調べが、笑いとともに狂おしくも切実さを増した。介護、宗教問題、エイズなど、現代社会が抱える問題を描き、生々しい感情をさらけだした人物造形により、普遍性のある物語へ昇華された。 表紙イラストは著者渾身の書き下ろし!