ジョーダン・ピール/ジョン・ジョーゼフ・アダムズ/ハーン小路恭子/ほか『どこかで叫びが』

書誌情報

  • どこかで叫びがどこかでさけびが
    ニュー・ブラック・ホラー作品集にゅーぶらっくほらーさくひんしゅう
    ジョーダン・ピールじょーだんぴーる/ジョン・ジョーゼフ・アダムズじょんじょーぜふあだむず/ハーン小路恭子はーんしょうじきょうこ/今井亮一いまいりょういち/押野素子おしのもとこ/柴田元幸しばたもとゆき/坪野圭介つぼのけいすけ/福間恵ふくまめぐみ
    2025-09-26
    フィルムアート社
    恐怖が、再定義される──
    『ゲット・アウト』の監督・ジョーダン・ピールが送る
    黒人作家たちによる恐怖の最前線

    【ローカス賞、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞受賞/世界幻想文学大賞最終候補作】

    『ゲット・アウト』『アス』『NOPE/ノープ』で世界に衝撃を与えた映画監督・脚本家ジョーダン・ピールが編集を手がける、全編書き下ろしによるブラック・ホラー短篇集。

    本アンソロジーに収録された19の作品では、奴隷制度の記憶、公民権運動のトラウマ、移民としての分断されたアイデンティティ、そして現代社会の見えざる暴力など、超自然の恐怖だけでなく、アメリカ社会に深く根を下ろした不正義や歴史的暴力といった“現実”の〈悪夢〉が描かれる。

    作家陣には、N・K・ジェミシン、ンネディ・オコラフォー、レベッカ・ローンホース、タナナリーヴ・ドゥーら国際的に高く評価される作家たちが名を連ね、新進気鋭の書き手も多数参加。また、ジョーダン・ピール自身による序文も収録されている。

    ローカス賞、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞を受賞したほか、Esquire、CrimeReads、シカゴ公共図書館の「年間ベストブック」にも選出された。
    また、英・ガーディアン紙は「今年最高のアンソロジーであるだけでなく、時代を超えて語り継がれる一冊」と絶賛している。

    ブラック・ホラーの最前線を記録する、必読のアンソロジー。
    あなたがまだ見ぬ恐怖が、ここにある──
    序文 ジョーダン・ピール

    01「不躾なまなざし」N・K・ジェミシン(押野素子訳)
    02「〈目〉と〈歯〉」レベッカ・ローンホース(ハーン小路恭子訳)
    03「彷徨う悪魔」キャドウェル・ターンブル(ハーン小路恭子訳)
    04「ベイビー・スナッチャーの侵略」レズリー・ンネカ・アリマー(柴田元幸訳)
    05「片割れ」ヴァイオレット・アレン(ハーン小路恭子訳)
    06「人魚(ラシレン)」エリン・E・アダムズ(ハーン小路恭子訳)
    07「乗ってきた男」タナナリーヴ・ドゥー(柴田元幸訳)
    08「芸術愛好家」ジャスティン・C・キー(ハーン小路恭子訳)
    09「圧」エズラ・クレイタン・ダニエルズ(今井亮一訳)
    10「暗い家」ンネディ・オコラフォー(福間 恵訳)
    11「ちらつき」L・D・ルイス(坪野圭介訳)
    12「世界一最強の女魔術師(オビア・ウーマン)」ナロ・ホプキンソン(今井亮一訳)
    13「ノルウッドの動乱」モーリス・ブローダス(今井亮一訳)
    14「死者の嘆き」リオン・アミルカー・スコット(押野素子訳)
    15「しるしを刻む木のそばで、一羽の鳥がさえずる」ニコール・D・スコニアーズ(福間 恵訳)
    16「あるアメリカの寓話」チェシャ・バーク(坪野圭介訳)
    17「あなたの幸せな場所」テレンス・テイラー(福間 恵訳)
    18「かくれんぼ」P・ジェリ・クラーク(今井亮一訳)
    19「オリジン・ストーリー」トチ・オニェブチ(柴田元幸訳)

    訳者解説 『どこかで叫びが』におけるブラック・ホラーの意匠 ハーン小路恭子
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