小島信夫『風の吹き抜ける部屋』

書誌情報

  • 風の吹き抜ける部屋かぜ の ふきぬける へや
    小島信夫こじまのぶお
    2015-02
    幻戯書房 銀河叢書
    輪中根性 おくに言葉 「私を苦しめた病気」の正体 懸賞小説 文学青年だった時期 私のもらった部屋代 やつれた上等兵 A氏との雑談 書いておきたかったこと 切磋琢磨 三十八年前のこと 名人の死 死ねない理由 飴玉 じっと思い出を楽しんでいたい 白昼夢 私の生きている限り 昨年の暮から 作品の中に生きる サローヤンをめぐる話 『生命盡きる日』で平林たい子文学賞を受賞 不肖の弟子の思い出 「隊長」ということ 対での話 旅の思い出など 正直な人 小説における意味 再起への始動 名声 収穫・演出 対談のことから 森敦さんの墓 阿部昭の強い印象 野間宏の望んだこと 会葬の日 一生すこしも変らなかった 仲良しになったのに 国立の喫茶店 井伏さんのフィクション 捨てたものでないな 些かな二つの場面 Playの名残り この十日間のこと 元気を出させる人 ある微笑 もう二度と現れない人 足ばやに去った人 大逆転 江藤さんと『抱擁家族』 いかに宇野浩二が語ったかを私が語る 小説とは何か 分かり易くはいうまい わが「鈍器」の意味 小説ふうの小説論 『私の作家評伝』から『私の作家遍歴』へ 「語り手」と「きき手」について 自作を語る 書簡というもの 昂奮・絶望・哄笑・希望 変るものと変らぬもの
    何という面白さ! 読んでみて下さい 「私」とは何か

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