ゲンロン14
東浩紀
2023-03-28
ゲンロン
東浩紀が編集長を務める批評誌『ゲンロン』が年2回刊行に頻度を上げ、手に取りやすいパッケージになります。リニューアル第1号となる今号は、荒俣宏さん、鹿島茂さん、東の3名と、浦沢直樹さん、さやわかさん、東の3名による座談会2本を掲載するほか、小説家の櫻木みわさんによる書き下ろしのエッセイ、『中国における技術への問い』で注目を集めるユク・ホイの新連載など、幅広い記事を収録。これまで同様、人文知に関心のある読者層はもちろん、より幅広い方々へ楽しんでいただける内容になっています。
[座談会]荒俣宏+鹿島茂+東浩紀
コレクションはタイムトラベルだ──博物学的な知と「どっちつかず」の美学
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[論考]東浩紀|声と戦争
[新連載]ユク・ホイ 訳=伊勢康平|共生の言葉について 惑星的なものにかんする覚書 第1回
[ゲンロンの目]櫻木みわ|沖島・東京冬日記
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斜めから見る戦争
[論考]上田洋子|ネットとストリートの戦争と平和 ロシアの反戦アクティヴィズムについて
[論考]松下隆志|ロシアをレペゼンするのは誰か プーチン時代の政治とラップ
[論考]櫻間瑞希|国境を越えた結束と分断の狭間で タタール世界から見るロシア
[ゲンロンの目]辻田真佐憲|記念碑めぐりのすゝめ
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[座談会]浦沢直樹+さやわか+東浩紀
「さあ、描けよ」 ロック、マンガ、テーマパーク
[連載]梅津庸一|陶芸と現代美術 『窯業と芸術』を開催するに至るまで──尖端から末端をめぐって 第11回
[連載]田中功起|言葉、夜の散歩、墓の制作、そしてアートのはじまり 10月1日から1月3日──日記のようなもの、もしくは日付のあるノート 第15回
[連載]小松理虔|水俣のチッソと小名浜のスイソ──当事者から共事者へ 第11回 ※再掲載
[ゲンロンの目]豊田有|ベニガオザルの社会から考える「平和」 ※再掲載
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[コラム]山森みか|イスラエルの日常、ときどき非日常 ♯7 兵役とジェンダー(2)
[コラム]松山洋平|イスラームななめ読み ♯11 「共生のイスラーム法学」とは何か
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ネコデウス14
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編集後記
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