寺山修司/宇野亞喜良/目黒実『五月よ 僕の少年よ さようなら』

書誌情報

  • 五月よ 僕の少年よ さようならごがつよ ぼくのしょうねんよ さようなら
    寺山修司てらやましゅうじ/宇野亞喜良うのあきら/目黒実めぐろみのる
    2017-12-11
    アリエスブックス
    寺山修司(詩・文)と、宇野亞喜良(絵)の、珠玉のコラボレーションがここに誕生!
    寺山修司の詩や言葉が、宇野亞喜良の美しいイラストと、目黒実の選詩により、今あらたな彩りと輝きでここによみがえる本書。寺山・宇野をよく知る世代の方にはもちろん、二人のコラボレーションを初体験の方たちにもぜひ手にとっていただきたい美しき1冊。「寺山の詩×宇野のイラスト」にしか表現できないこの独特な世界観は、時代を、世代を超えて今こそ心に届く。
    1965年に出逢った寺山修司と宇野亞喜良。二人が刺激し合いながら時代を走り、ともに生みだし続けた数々の作品は今もまぶしく光を放つ。寺山修司の主宰した天井桟敷による『新宿版千一夜物語』『毛皮のマリー』のポスターや舞台美術をはじめ、著作の表紙や装幀も多数手掛けた宇野亞喜良が今回、寺山とのあらたなコラボレーションを試みた本書は、二人の描く少女の神秘性が、紙上で時に対立し、時に調和し、美しく融和する。抒情的な中にも強さの滲む寺山の詩と、繊細で愛らしくも官能的な宇野のイラストは、読者を泡沫の時間旅行に誘う。

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