藤沢周『紫の領分』レビュー

書誌情報

藤沢周『紫の領分』表紙
紫の領分むらさきのりょうぶん
2002/10
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:紫の領分

レビュー

横浜と仙台、それぞれ別の女と暮らす。その往復と嘘を反復し続けることによって生まれる無常感。もちろん読者にとっても主人公にとっても期待通りのカタルシスがやってくるわけだが、紫の稜線はあくまで死を騙って。
読了:2002/11/01

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