谷川俊太郎『世間知ラズ』レビュー

書誌情報

谷川俊太郎『世間知ラズ』表紙
世間知ラズせけんしらず
1993/05
NDC:911 | 文学>日本文学>詩歌
目次:父の死 / 世間知ラズ / マサカリ (ほか)

レビュー

「私はただかっこいい言葉の蝶々を追っかけただけの/世間知らずの子ども」。詩を書いてここまで生きてきた自身への諦観と、その孤独が見え隠れする。言葉が全て掌にあるということの溜息、だ。自分を知っていても。
読了:1999/07/01

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