藤沢周『箱崎ジャンクション』レビュー

書誌情報

藤沢周『箱崎ジャンクション』表紙
箱崎ジャンクションはこざきじゃんくしょん
2003/10
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:箱崎ジャンクション

レビュー

二人のタクシードライバーが互いの車を交換して他人として走る。精神安定剤や離婚届が同乗しなくともそこは苛立ちと倦怠が充満する箱だ。自分以外誰もいない渋滞。暴走の予感を孕む文章の向こうに重い手応えがある。
読了:2004/02/22

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