星野智幸『ロンリー・ハーツ・キラー』レビュー
書誌情報
ロンリー・ハーツ・キラー
2004/01
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:静かの海 / 心中時代 / 昇天峠
レビュー
若オカミ亡き後の混沌たる心中事件。三人の手記がこの島国のムードに活を入れる。パラレルワールドとしての近未来は天皇制を反射板にしてリアルの思索へ帰ってくる。「生の実感」のために登場人物も作家も闘ってる。
読了:2007/06/24