井沢元彦『逆説の日本史 2 古代怨霊編』レビュー
書誌情報
逆説の日本史 2 古代怨霊編
聖徳太子の称号の謎
1994/07
NDC:210 | 歴史>日本史>日本史
目次:第一章 聖徳太子編 / 第二章 天智天皇編 / 第三章 天武天皇と持統女帝編 (ほか)
レビュー
聖徳太子編が白眉。「聖徳」の名から浮かび上がる、その波乱の生涯。怨霊信仰というキーワードで一変する歴史。仮説から断定へわしわし進む力強さが魅力だ。奈良の大仏建立の経緯にしても明快で分かりよい。楽しい。
読了:1998/03/01