谷川俊太郎『空に小鳥がいなくなった日』レビュー

書誌情報

谷川俊太郎『空に小鳥がいなくなった日』表紙
空に小鳥がいなくなった日そらにことりがいなくなったひ
1974/01
NDC:911 | 文学>日本文学>詩歌
目次:朝のかたち / 男と女 / 父の歌 (ほか)

レビュー

何気ない風景のなかそぞろ歩いているような詩集。表題となった詩に環境破壊への怒りを読み取っても意味がない。「人はそれ故にこんなにも/ひとりひとりだ」と落ちた言葉を拾う時、人は自分が偏在することに気づく。
読了:1996/07/01

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