絲山秋子

絲山秋子プロフィール&ガイド

絲山秋子(いとやまあきこ)―1966年生まれ(57歳)。東京都世田谷区出身。小説家。

高崎経済大学非常勤理事および非常勤講師。

2003年「イッツ・オンリー・トーク」で第96回文學界新人賞、2004年『袋小路の男』で第30回川端康成文学賞、2005年『海の仙人』で芸術選奨新人賞、2006年「沖で待つ」で第134回芥川賞、2016年『薄情』で第52回谷崎潤一郎賞受賞。

関連作家・似てるかも作家:川上弘美 吉田修一 小川洋子 桐野夏生 吉村萬壱 長嶋有 多和田葉子 矢作俊彦 重松清 加藤忠史

絲山秋子レビュー一覧(1冊)

  1. 『イッツ・オンリー・トーク』表紙
    勃起不全とか痴漢とかいろんなタイプの男が出てきて、主人公の女性がそれぞれとどんな男女関係を結びうるかという「ムダ話」。その関係性のなかに主人公の個性的な逞しさがあって快く響くが、月並みといえば月並み。
    文学(小説)

絲山秋子の新刊・近刊

  • 絲山秋子『御社のチャラ男』表紙
    絲山秋子
    2024-01-16
    講談社 講談社文庫
    『沖で待つ』の絲山秋子が贈る最高の“会社員”小説が待望の文庫化! チャラ男って本当にどこにでもいるんです。一定の確率で必ず。
  • 絲山秋子『神と黒蟹県』表紙
    絲山秋子
    2023-11-13
    文藝春秋
    黒蟹は日本のどこにでもある、地味な県だ。そこで紡がれる人々の営みを、土地を描くことに定評のある著者が巧みに浮かび上がらせる。
  • 絲山秋子『末裔』表紙
    絲山秋子
    2023-09-06
    河出書房新社 河出文庫
    自宅に帰ると鍵穴が消え、家から閉め出されてしまった定年間際の公務員・富井省三。妻に先立たれ、息子や娘とも疎遠な男は、街をさまよい謎の占い師と...