黒川創

黒川創プロフィール&ガイド

黒川創(くろかわそう)―1961年生まれ(64歳)。京都府京都市出身。評論家、小説家。

「思想の科学」編集委員として評論活動を開始、のち「若冲の目」で小説家デビュー。

2008年『かもめの日』で第60回読売文学賞(小説賞)、2014年『国境[完全版]』で第25回伊藤整文学賞(評論)、2015年『京都』で第69回毎日出版文化賞、2019年『鶴見俊輔伝』で第46回大佛次郎賞受賞。

関連作家・似てるかも作家:松浦寿輝 岸政彦 杉田久女 夏目鏡子 吉行理恵 瀬沼茂樹 ジョルジュ・ムスタキ 車谷長吉 天野哲夫 松村正人

黒川創レビュー一覧(1冊)

  1. ラジオ番組の制作現場を軸にDJ、AD、女子アナ、みんなどこかで繋がってる同じ星の上の同じ一日を描く。個々のエピソードに消化不良感があって、多視点があまり活きてないけど、ラストシーンは突き抜けるように良い。
    文学(小説)

黒川創の新刊・近刊

  • 黒川創
    2024-11-28
    新潮社
    歴史の奔流に抗うには、人ひとりの命はあまりに儚いーー。李朝最後の王高宗は、閔妃を日本人に斬殺され、息子をロシア語通訳に毒殺されかかりながらも...
  • 黒川創
    2023-12-11
    図書出版みぎわ
    近代の「日本語」による文学の行き交いを、極東アジアの広がりに位置づける。従来の文学史を更新する決定的論考!
  • 黒川創
    2023-03-10
    図書出版みぎわ
    露軍のウクライナ侵攻が始まった時、思い出したのはサハリンでの出会いと対話だった―― 混迷の時代に文学がどう生まれるのか考える