森田雄三

森田雄三プロフィール&ガイド

森田雄三(もりたゆうぞう)―1946年生まれ。2018年死去。石川県白山市出身。演出家。

演劇学校でイッセー尾形と出会い、意気投合。彼の一人芝居は森田氏の作・演出によるもの。

ここに載せているのはすべてイッセー尾形との共著本(すなわち戯曲)ではあるのですが、森田氏の作品ともいえるわけで、こうやってページを作っておく次第。やはりおすすめは「ナマ本」シリーズ。裏方に徹しているため、ネットで探しても情報が少なすぎです。ワークショップもやっているようです。

関連作家・似てるかも作家:イッセー尾形 山下澄人

森田雄三おすすめ本ベスト

  1. 『イッセー尾形のナマ本 巻2』表紙
    サラリーマンという身近な題材だけに分かりやすい。そのリアルさが心地よい。どれも声が聞えるようだ。「マキエダ」がいい。電車で読んでたらニヤニヤしてしまって大変だ。イッセーによる漫画もいい味を出している。
    文学(戯曲)

森田雄三レビュー一覧(7冊)

  1. 『イッセー尾形のナマ本 巻4』表紙
    原点とも言える建築現場。実際に現場で働き観察してきた眼で表現した演劇コレクション第四弾。しかし見所は伝説の自費出版小説「シンエー鉄工さん」だ。「観察眼」と言えば全て終ってしまう小説だが、どこか温かい。
    文学(戯曲)
  2. 『イッセー尾形のナマ本 巻3』表紙
    一人芝居のコント集。今回は家族に注目。人間の本質的な哀しみをすくいあげたら全部喜劇になってしまうという悲劇。やっぱりウマイよね、人間描写が。「ハワイ編」の、家族のためだと必死に走りまわるオヤジには涙。
    文学(戯曲)

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