椎名誠『みるなの木』レビュー
書誌情報
みるなの木
1996/12
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:みるなの木 / 赤腹のむし / 南天爆裂サーカス団 (ほか)
レビュー
久しぶりの超常小説集。その内数篇は『武装島田倉庫』の世界をくっきり引いている。戦争後の瓦礫の上、鉛色の空の下で、百舌や灰汁が再登場する辺りはファンなら感涙。その他にもアイデアが光る好短編が並んでいる。
読了:1996/12/01