柳美里『声』レビュー

書誌情報

柳美里『声』表紙
こえ
2002/05
NDC:916 | 文学>日本文学>記録 手記 ルポルタージュ
目次:声

レビュー

『命』四部作最終章。葬儀が執り行われる間も、東氏の声を何度も呼び起こす。周囲の暖かな支えに「これで気づかなかったらアホだぜ」ってとこなんだが、気づくのは己が愛の日々。終盤の声しかなくなる場面は圧巻だ。
読了:2004/06/27

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