村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』レビュー

書誌情報

村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』表紙
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドせかいのおわりとはーどぼいるどわんだーらんど
1985/06
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:ハードボイルド・ワンダーランド(エレベーター、無音、肥満) / 世界の終り(金色の獣) / ハードボイルド・ワンダーランド(雨合羽、やみくろ、洗いだし) (ほか)

レビュー

夢読みの僕と計算士の私。静と動、ニつの世界が交互に語られる。その物語構造で世間をあっと言わせた新境地。物語への「引き込み方」がすごい。読み始めたら止まらない。スピーディーな展開で気づけば危うい結末だ。
読了:1992/09/01

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