小林恭二『荒野論』レビュー

書誌情報

小林恭二『荒野論』表紙
荒野論こうやろん
1991/03
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:荒野論 / ゴブリン / 記憶 (ほか)

レビュー

短編集。いや、詩集なのかもしれない。理詰めの心地よさが著者の魅力の一つだ。「斜線を引く」のデジタルな反復運動をはじめ、この多彩な作品群でそのことがよくわかる。『小説伝』の自己解体というべき物語も収録。
読了:1996/04/01

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