丸山健二『争いの樹の下で』レビュー

書誌情報

丸山健二『争いの樹の下で』表紙
争いの樹の下であらそいのきのしたで
1996/05
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:争いの樹の下で

レビュー

首吊り女から産み落とされた子供。老木が見据えるその運命。彼は猿の詩集を抱えて二十一世紀を流れる。「よくぞ生まれし!」。著者の哲学満載で説教臭いと感じる部分もあるが、文学の熱気が充満する迫力に敗北感嘆。
読了:1999/07/01

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