阿部和重『シンセミア』レビュー

書誌情報

阿部和重『シンセミア』表紙
シンセミアしんせみあ
2003/10
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:シンセミア / 田宮家の歴史 / 第一部 自殺・事故死・行方不明 (ほか)

レビュー

轢自殺を発端に神の町で連続して起こる事件、世界の審判と救済を見据える大長編。多くの人物が絡み合う物語を編むという意図は分かる。警察官・中山の造形は素晴らしいけど人多すぎ。結末は阿部らしく冷徹でグッド。
読了:2003/12/07

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