諏訪大社を訪ねて、諏訪湖畔を歩く
行程
- 1992-08-20
- 七尾―諏訪湖―東京
旅行記
1992-08-20(1日目/木曜日)
諏訪大社に行きたいと
大学1年生だったときの旅です。夏休みに石川の実家に帰って、そこから東京へ戻る途中で立ち寄った諏訪。諏訪大社に行ってみたかった、というどうにも爺臭い内容で、かつあんまり下調べしてない。今(2010年)の僕だったなら「諏訪大社行くなら4社とも詣でなくてどうする」とでも言うところですが、秋宮にしか行ってません。
ともかく諏訪湖へ、まずは下諏訪。諏訪大社下社、秋宮へ。諏訪大社4社のうち、駅から近くて鉄道旅行者には最もアクセスしやすい社です。下諏訪温泉もそばですし、一番観光客の多い場所ということになるのかな。下社においては、2~7月は春宮に、8~1月は秋宮に御神体が移っているので、「御神体のある宮」に参拝できたのは幸いです。
秋宮から少し歩いたところには古墳、青塚古墳があります。諏訪で唯一の前方後円墳です。住宅地に削られて、それほど大きくありませんが、石室のなかも確認することができます。
祀られている人物は不明ですが、諏訪大社の社有地らしいので、大社との関係が気になるところです。出雲からやってきた建御名方神系?
下諏訪から電車でひと駅、上諏訪へ。ここでは諏訪高島城へ向かいました。眼下に諏訪湖を望む。かつては諏訪湖に突き出す水城でしたが、現在は埋め立てにより湖岸からは離れています。
天守閣周辺は高島公園として整備されています。
その後は諏訪湖畔をぶらぶら散歩。日本一の間欠泉、諏訪湖間欠泉センターにはたぶん立ち寄ってない、ただてくてく歩いただけなんだっけな。
諏訪大社と、下社春宮近くにある「万治の石仏」をモチーフとした飾りが湖畔に立っていました。「万治の石仏」は頭と胴のボリュームがアンバランスで、もともとは胴とされている巨石がなんらかの神性をもって崇められていたものに頭を後から乗っけたのではないか、と考えます。そう考えるにつけ、ぜひ一度実際に見に行ってみたいと思いますが、この旅では訪ねていません。
いずれにしても諏訪大社は今一度あらためて訪ねに行かねばなりませんね。
あとは東京への列車旅になります。(了)