佐伯一麦『震災と言葉』

書誌情報

  • 震災と言葉しんさい と ことば
    佐伯一麦さえきかずみ
    2012-09-05
    岩波書店 岩波ブックレット 849
    仙台在住の私小説作家は、被災地の近くで言葉の真空状態に苦しみながら、あらためて言葉と向き合った。本書は、その体験的思索を述べたものである。小説において未来への時間の流れを書けなくなる経験、日常を取り戻すことの意味、言葉を語るときの態度(言葉の姿)、言葉と歴史性、震災と文学の可能性等について綴る。

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