佐伯一麦『石の肺 : 僕のアスベスト履歴書』

書誌情報

  • 石の肺 : 僕のアスベスト履歴書いし の はい : ぼく の あすべすと りれきしょ
    佐伯一麦さえきかずみ1959-
    2020-10-17
    岩波書店 岩波現代文庫. 文芸
    自身の電気工時代の体験を振り返り、被害の最前線を歩いた作家が、「静かな時限爆弾」アスベスト禍の実態を明らかにした傑作ノンフィクション。著者を襲うアスベスト曝露による胸膜炎。喘息の大発作。止まらぬ咳、熱、重い疲労感。不安と鬱……。職人仲間の肉声を交え、苦しみ続ける被害者の訴えを記す。(解説=武田砂鉄) はじめに 序 章 国の指導で吹き付けた 第1章 電気工になった日 第2章 二足の草鞋(わらじ)を履く 第3章 ヤバイ現場 第4章 むなしき除去工事 第5章 アスベストとはなにか 第6章 時限爆弾はいつか目覚める 第7章 何をいまさら 第8章 アスベスト禍の原点を訪ねて 第9章 どこにでもある不滅の物質 終 章 親方との一夜 参考文献・取材協力者一覧 十三年目のあとがき(岩波現代文庫版への) 解説「戦禍」の中で ……………武田砂鉄

関連リンク