笙野頼子『母の発達・アケボノノ帯』

書誌情報

  • 母の発達・アケボノノ帯はは の はったつ あけぼの の おび
    笙野頼子しょうのよりこ1956-
    2023-09-20
    岩波書店 岩波現代文庫. 文芸
    「私は再編成をしとるのやな。世間が母やという偽の母をやっつける正義の味方みたようなおかあさんになるためにな」。母は縮んで殺されて、五十音の母に分裂して再生する。母性神話の着ぐるみを脱いで喰らってウンコにした、一読必笑、驚異のおかあさん小説が、二一世紀に甦る。怪作「アケボノノの帯」、自著解題を収録。 母の発達  母の縮小  母の発達  母の大回転音頭 アケボノノ帯  自著解題  「原始、お母さんは小さかった」--母の発達  「幻の怪作」--アケボノノ帯

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