目取真俊『群蝶の木』

書誌情報

  • 群蝶の木ぐんちょう の き
    目取真俊めどるましゅん
    2001-04-01
    朝日新聞出版
    公園の隅に置かれた男の死体をめぐる話「帰郷」、慰安婦ゴゼイと徴兵を拒否した昭正の切ない愛に生者と死者の声がかさなる「群蝶の木」、日常生活を反転させる不安をえがく「剥離」「署名」など、『魂込め』で川端賞・木山賞を受賞した著者があらたに到達した四つの小世界。

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