松浦理英子『犬身 下』

書誌情報

  • 犬身 下けんしん
    松浦理英子まつうらりえこ
    2020-01-06
    朝日新聞出版 朝日文庫
    梓の飼い犬・フサとなった房恵だが、彼女の実家は決定的に崩壊していた。性的虐待を続ける兄、息子ばかり偏愛する母親。一方、まるで梓が書いているかのような、兄との性的関係を告白するブログが公開され…さまよえる犬の魂は何処に行くのか?第59回読売文学賞受賞作。本の雑誌が選ぶ文庫ベストテン第1位(2010年度)

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