大崎善生『いつかの夏 : 名古屋闇サイト殺人事件』

書誌情報

  • いつかの夏 : 名古屋闇サイト殺人事件いつか の なつ : なごや やみさいと さつじん じけん
    大崎善生おおさきよしお
    2016-11-30
    KADOKAWA
    2007年8月24日、深夜。名古屋の高級住宅街の一角に、一台の車が停まった。車内にいた3人の男は、帰宅中の磯谷利恵に道を聞く素振りで近づき、拉致、監禁、そして殺害。非道を働いた男たちは三日前、携帯電話の闇サイト「闇の職業安定所」を介して顔を合わせたばかりだった。車内で脅され、体を震わせながらも悪に対して毅然とした態度を示した利恵。彼女は命を賭して何を守ろうとし、何を遺したのか。「2960」の意味とは。利恵の生涯に寄り添いながら事件に迫る、慟哭のノンフィクション。

関連リンク