田口ランディ『パピヨン : 死と看取りへの旅』
書誌情報
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パピヨン : 死と看取りへの旅2012-04-25角川グループパブリッシング 角川文庫生涯を「死と死に逝くこと」の研究に捧げた精神科医、エリザベス・キューブラー・ロス。彼女が残した「蝶」の謎を追い、著者はポーランドの強制収容所跡に向かうも、手がかりは見つからない。そして帰国後、混乱する彼女を待っていたのは、長く確執のある実父の末期がんの宣告だったー。死の専門家を追う作家に突如突きつけられた看取りという現実。死とは、生きるとは、家族とはなにか。キューブラー・ロスの真意に迫る、魂の旅。