鴨志田穣『遺稿集』

書誌情報

  • 遺稿集いこうしゅう
    鴨志田穣かもしだゆたか
    2010-10
    講談社 講談社文庫
    僕はささやきながら彼女の手を強く握りしめた。それから2人はずっと手を離すことはなかったーこの一文で絶筆し、42歳の生涯を閉じた「カモちゃん」こと鴨志田穣。彼がアルコール依存症の治療前〜がん闘病中に書いた未刊行原稿のすべて。小説「焼き鳥屋修業」はベッドから一枚一枚編集者に原稿用紙を手渡した。

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