大崎善生『ユーラシアの双子 上』

書誌情報

  • ユーラシアの双子 上ゆーらしあ の ふたご
    大崎善生おおさきよしお
    2013-07-13
    講談社 講談社文庫
    五十歳で会社を早期退職し、シベリア鉄道での大陸横断の旅に出た石井。二人娘のうち長女は五年前自ら命を絶ち、妻とも離婚。苦渋と共に過ぎ去った半生が車窓に浮かぶ。立ち寄った街で石井は、自殺を決意し同じルートを先行して旅する若い女性・エリカの存在を偶然知る。写真の面影は今は亡き娘を彷彿とさせた。

関連リンク