帚木蓬生『日御子 上』

書誌情報

  • 日御子 上ひみこ
    帚木蓬生ははきぎほうせい
    2014-11-15
    講談社 講談社文庫
    代々、使譯(通訳)を務める“あずみ”一族の子・針は、祖父から、那国が漢に使者を遣わして「金印」を授かったときの話を聞く。超大国・漢の物語に圧倒される一方、金印に「那」ではなく「奴」という字を当てられたことへの無念が胸を衝く。それから十七年後、今度は針が、伊都国の使譯として、漢の都へ出発する。

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