保坂和志『未明の闘争 上』

書誌情報

  • 未明の闘争 上みめい の とうそう
    保坂和志ほさかかずし
    2016-02-13
    講談社 講談社文庫
    池袋の「ビックリガードの五叉路」で、私は一週間前に死んだ篠島が歩いていた。彼の告別式で久しぶりに再会した高校の同級生のアキちゃんが、ブンとピルルという猫たちと暮らす家に、妻が不在の夜に突然訪ねてくる。さらにはお隣の三池さんの娘さんも加わって終わらないおしゃべりに、思いは時空を超える。

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