多和田葉子『雲をつかむ話/ボルドーの義兄』

書誌情報

  • 雲をつかむ話/ボルドーの義兄くも お つかむ はなし ぼるどー の ぎけい
    多和田葉子たわだようこ
    2019-04-12
    講談社 講談社文芸文庫
    とつぜん届いた犯人の手紙から、「雲蔓式」に明かされる、わたしの奇妙な過去ー読売文学賞と芸術選奨文科大臣賞を受賞した「雲をつかむ話」。レネの義兄の家を借りるためボルドーへ向かう優奈の、ひと夏の断章ードイツ語で書かれドイツで発表されたのち、自身で日本語小説に転じた「ボルドーの義兄」。各国語に翻訳され、欧米、アジアのみならず、世界中で新作が待望される日本人作家、魅惑の二長篇。

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