白石一文『我が産声を聞きに』

書誌情報

  • 我が産声を聞きにわが うぶごえ お きき に
    白石一文しらいしかずふみ
    2021-07-07
    講談社
    ある日、名香子は夫の良治に連れられ、都立がんセンターに行った。肺がんの診断を受けた良治は、好きな人ができたのでその人と治療をすると一方的に告げ、その場を立ち去った。呆然とする名香子だったが、事態は“蝶の羽ばたき”のように思いもかけぬ方向へと進んでいくのだった。コロナ禍の家族小説。

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