古井由吉/佐伯一麦『往復書簡 : 『遠くからの声』『言葉の兆し』』

書誌情報

  • 往復書簡 : 『遠くからの声』『言葉の兆し』おうふく しょかん : とおく から の こえ ことば の きざし
    古井由吉ふるいよしきち/佐伯一麦さえきかずみ
    2021-12-13
    講談社 講談社文芸文庫
    一九九七年から九九年にかけて二人の作家が、オスロ/仙台〜東京間で、二十世紀末という時代と文学について手紙を介して語り合った『遠くからの声』。その十二年後、東日本大震災に遭遇して言葉の力を根底から問う者、戦災の記憶をたぐり歴史と語りの相にふれる者として、再び紙上で相見えて世界を建立する『言葉の兆し』。魔術的とさえいえる書簡集。

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