古川日出男『あるいは修羅の十億年』

書誌情報

  • あるいは修羅の十億年あるいわ しゅら の じゅうおくねん
    古川日出男ふるかわひでお
    2019-11-20
    集英社 集英社文庫
    2026年。五輪後、荒廃が進み移民で溢れる東京。人工心臓を持つ少女・谷崎ウランは、メキシコ人芸術家に卓越した想像力を買われ、東京の“架空の歴史”を創作し始める。彼女の「神話」は周囲に15年前の“ある記憶”を呼び覚ます。一方、放射能に汚染された被災地「島」から従姉弟同士の二人が上京。十代の三人が出会う時、何が起こるのか。力強く描かれる驚愕の近未来。そこにあなたは希望の光を見る。

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