宮本輝『灯台からの響き』

書誌情報

  • 灯台からの響きとうだい から の ひびき
    宮本輝みやもとてる
    2023-06-20
    集英社 集英社文庫
    中華そば屋を営む62歳の康平は、妻を急病で失って以来、長い間休業していた。だが、ひきこもりのような生活を送る中で偶然、妻宛ての古い葉書を見つける。30年前「知らない大学生から届いた」と言っていた妻は、なぜその葉書をとっておいたのか。差出人は何者で、描かれた地図は何を意味するのか。妻の知られざる過去を追い、康平は初めての一人旅へ出るー。人生の価値を照らし出す感動作。

関連リンク