帚木蓬生『十二年目の映像』

書誌情報

  • 十二年目の映像じゅうにねんめ の えいぞう
    帚木蓬生ははきぎほうせい
    2014-11-20
    集英社 集英社文庫
    その映像は、開けてはならないパンドラの箱だった!?大手放送局に勤務する川原庸次は、かつて学生運動に参加していたという上司からT大時計台闘争にまつわるスクープ映像の存在を聞かされる。初めは半信半疑の庸次だったが、十二年間にわたり地下に潜伏し続ける男、井田と出会い、その存在を確信する。しかし彼の死を境に事態は急変し…。テレビ局を舞台にした緊迫の長編サスペンス。

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